エステサロンは、今や全国に無数に存在しています。
大手チェーン店もあれば、個人が技術一本で勝負するプライベートサロンもあります。特に、エステティシャンとしての経験を積んだ方が「自分の理想の施術をしたい」「もっとお客様と向き合いたい」という想いで独立を決意し、開業するケースは年々増えています。

ところが、その多くが1〜2年以内に閉店してしまうという現実があります。
腕には自信がある。リピートしてくれるお客様もいる。それでも、「毎月の売上が安定しない」「新規のお客様が思うように増えない」「集客にお金をかけられない」など、経営面での課題に悩まされることが少なくありません。

また、お客様の立場から見ると、「新しいエステサロン」は意外と入りづらいものです。
どんな人がやっているの? 痛い? 勧誘はある?…そんな不安を抱えたままでは、興味があっても一歩を踏み出せないのが本音。
だからこそ、いかに“安心感”を伝え、“入りやすさ”をつくれるかが、集客の成否を大きく分けるのです。

技術だけでは、長く続けることはできません。
大切なのは、「この人にお願いしたい」と思ってもらえるような関係性を築くこと。
そして、選ばれ続けるための仕組みを持っていることです。

では、具体的にエステサロンが長く愛され、選ばれ続けるためにはどんなことに取り組めばよいのでしょうか?
今回は、数多くのエステサロンの成功・失敗事例を参考に、「今すぐ取り組むべき5つのこと」をご紹介します。


①「入りやすさ」をつくる外観と情報発信

看板・入口・メニュー表示がわかりやすく、清潔感があるか?
初めての人でも入りやすいよう、GoogleビジネスプロフィールやSNSを活用して、「どんな人がやっている、どんな施術が受けられるか」を見える化しましょう。


②価格以上の価値を伝える工夫

価格勝負をしすぎると疲弊します。
だからこそ、「この人になら任せたい」と思ってもらえるような専門性や接客力、安心感をしっかり伝えましょう。初回体験時のフォローや、カウンセリング力がカギになります。


③通いやすい仕組みを整える

回数券・会員制・予約のしやすさなど、「続けやすさ」を設計できているか。
特に予約フォームやLINE予約は、スピーディな対応に直結する大事な要素です。


④お客様の声を活かす

リピーターの口コミや紹介が、新規集客の最強ツール。
満足いただいたお客様にGoogleレビューを書いてもらう、SNSで紹介してもらうなど、自然に広がる仕掛けをつくりましょう。


⑤「経営者マインド」を持つ

施術だけでなく、「経営」と向き合うことが、サロンの未来を変えます。
売上管理、顧客管理、集客施策の検証など、経営者としての視点を持ち続けることが、生き残るサロンの条件です。


まとめ:

技術だけでは、サロンは続きません。選ばれ続ける仕組みと、お客様との信頼関係を積み重ねること。
それこそが、長く愛されるエステサロンへの第一歩です。


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