販促・集客の打ち手100選より
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コスメシェアスタンドとは?

化粧品店やサロンにおいて、店頭の販促強化に効果的な仕掛けのひとつが「コスメシェアスタンド」です。
これは、来店者が自由にサンプルやおすすめアイテムを手に取り、シェアすることを前提とした棚のこと。単なる陳列ではなく「顧客が参加できる棚」である点が最大の特徴です。

設置するだけで話題になり、SNSとの連動によってさらに集客効果を高められるのが強みです。


ポイント1:サンプルやおすすめアイテムを自由にシェア

シェアスタンドに置くのは、話題の新商品や人気のベストセラー、またはスタッフがセレクトしたおすすめアイテムです。
来店者が自由に試せる環境を作ることで「ちょっと寄ってみよう」という心理を刺激します。

さらに、サンプルを持ち帰ってもらう仕組みを作ることで、店舗体験が来店後にも続き、購買につながる可能性が高まります。


ポイント2:SNS特典でシェアを促進

棚を設置するだけでなく、「SNSに投稿した人限定の特典」を用意するのが重要です。
例えば、

  • ハッシュタグを付けて写真を投稿したらサンプルを追加でプレゼント
  • 推しコスメをシェアしてくれた人に次回来店クーポンを発行
  • Instagramストーリーズで紹介したらポイント付与

といった仕組みを用いると、店頭の体験が自然にSNSへ拡散されます。結果として、店舗の認知度が高まり、新規集客につながります。


ポイント3:来店者が「推しコスメ」を紹介できる棚

さらに工夫として、来店者自身が「自分の推しコスメ」を置けるスペースを用意すると、コミュニティ性が高まります。
「この商品が好き!」という声が可視化されることで、リアルなクチコミ棚が出来上がり、来店者同士の共感を生みます。

この仕掛けはサロンや地域密着型の店舗と相性が良く、常連客が自然と参加する「場」をつくる効果が期待できます。


マーケティング担当者が押さえるべきポイント

  • 単なる陳列ではなく「参加型」の棚にする
  • SNS連動施策をセットで仕組み化する
  • 顧客の声を可視化してコミュニティを作る

これらを組み合わせることで、コスメシェアスタンドは「体験型販促」として大きな力を発揮します。


まとめ

コスメシェアスタンドは、商品サンプルを試せるだけでなく、顧客がSNSで発信したり、自分の「推し」を紹介できる参加型の販促施策です。
化粧品店やサロンの現場に導入すれば、店頭体験とSNS拡散を掛け合わせた強力なマーケティング施策となり得ます。

新規集客、リピーター獲得、顧客との関係性強化を狙うなら、ぜひ導入を検討してみてください。