【事例①】rom&nd(ロムアンド)|YouTuber出身の創業者が「共感の源」
共感ポイント:
創業者のミン・セロム氏が、もともとYouTuber(化粧品レビュー系)だったことで、「ユーザー目線の人が作っているブランド」というストーリーが、Z世代に刺さる。
感情の動き:
「この人、自分と同じように悩んでいた人なんだ」→「だから信じられる」→「応援したい」
補足:
実際にユーザーコメントでも「セロムさんが使ってたから買った」「開発の裏話がリアルで信頼できる」という声が多い。
【事例②】FEMMUE(ファミュ)|「映え」よりも“肌の不調を肯定”
共感ポイント:
SNS投稿で「肌荒れ時のケア」や「今日の肌はこれでOK」といったポジティブな肌との向き合い方を伝えている。
感情の動き:
「いつも完璧じゃなくていいんだ」→「自分の今の肌を否定されない」→「やさしく寄り添ってくれてる感じ」
補足:
Z世代は「完璧肌の演出」に疲れている傾向があり、“不完全を肯定する”姿勢に共感が集まる。
【事例③】THE BODY SHOP|社会問題への“行動での参加”が共感を生む
共感ポイント:
店舗で「女性の権利支援」「LGBTQ+支援」などの署名活動や寄付活動を展開。商品を買うことで社会貢献できることに共感。
感情の動き:
「このブランド、社会のために動いてる」→「私も何かしたい」→「一緒に変えられる気がする」
補足:
“共感”は「思想の一致」だけでなく、「一緒に何かできる」という行動の巻き込みによって強まる。
【事例④】雪肌精みやび(KOSE)×アートディレクター川上シュン|静けさ・透明感の“世界観”に共感
共感ポイント:
ブランドの世界観に「無理な演出や押しつけがない」ことがZ世代に刺さる。川上氏による“静けさの中の美”という表現が、SNS疲れした層に評価される。
感情の動き:
「がんばらなくていい」「静かな美しさもいい」→「私の感性に合ってる」→「このブランド、わかってる」
補足:
言葉より“ビジュアルや空気感”で共感を生む手法。Z世代は「ブランドの感情表現」に敏感。
【事例⑤】UNLICS(アンリクス)|ノンバイナリー化粧品としてのメッセージ性
共感ポイント:
ジェンダーに縛られないスキンケア・メイクを打ち出し、LGBTQ+当事者からも強い支持。明確に“自分のためのブランド”と感じられる。
感情の動き:
「私たちのことを考えてくれている」→「やっと出会えた」→「ここは私の居場所」
補足:
メッセージが「排除ではなく包摂」であることが、深い共感につながる。
🧭まとめ:共感を生む要素の共通点

要素 | 説明 |
---|---|
ストーリー性 | 背景や想いが伝わると“人としてのつながり”を感じる |
誠実さ・透明性 | 嘘のない言葉・行動が、信頼と共感の土台に |
自分ごとに変換できる | 実体験や悩みが自分と重なり、「私のこと」と感じる |
参加・共創の余地 | 一方通行でない関わりが、深い感情を生む |
世界観や価値観の一致 | ブランドの“空気感”が自分の感性に合うと心が動く |