──今すぐ始められる化粧品販売のデジタル戦略


◆ SNSだけでは売れない?「投稿→体験」への橋渡し

化粧品の販促でSNSを使うのは当たり前になりましたが、
「バズっても売れない」という悩みは少なくありません。

その理由は、「SNSで見た後、どこで、どう買えるのか」が明確でないからです。
つまり、SNSと実際の購入体験(店舗・EC)をつなぐ導線設計がカギとなります。


◆ SNS × 店舗連動の3ステップ戦略

Step ①:店舗の「強み」をSNSで見える化する

SNSでは「商品紹介」だけでなく、店舗そのものの価値も伝えましょう。

  • 限定イベント、タッチアップ風景、スタッフ紹介
  • 来店者の声、レビュー、ランキングなどのリアル情報

→「行ってみたい」「試してみたい」と思わせる投稿を


Step ②:SNSからの「来店導線」を明確に

SNSの投稿には、必ず以下のような情報を加えましょう。

  • 店舗名・地図・GoogleマップURL
  • 在庫状況(ストーリーズで「残りわずか」なども効果的)
  • 来店予約リンク、キャンペーンURL、LINE友達登録ボタン

→ SNSからそのまま「行動」につながるリンクが重要です。


Step ③:来店者の「SNS投稿」を促す仕掛けを

来店後も情報発信が続くような工夫があると、継続的に認知が広がります。

  • SNS映えする什器・壁面(フォトスポット化)
  • 来店特典の投稿キャンペーン(例:ハッシュタグ+投稿でプレゼント)
  • スタッフとの自然な会話の中で「投稿もお待ちしてます」と一言

→ お客様が「自分の発信で誰かの役に立つ」と思える仕掛けが重要


◆ 成功事例:SNSと店舗を上手く連動させているブランド

ブランド名連動ポイント
THREEInstagramで“店舗限定メイクイベント”を事前告知+要予約導線へ
N organicInstagram投稿から「店舗検索ページ」へ自然導線を構築
ムー(m.m.m)SNS投稿から直営店での体験+サンプルプレゼントを訴求

◆ デジタル戦略は「手の届くところ」から

  • SNSとGoogleマップ・LINEを連携する
  • スタッフがSNS投稿を担当(顔が見える接客に)
  • ECと店舗の在庫連動やレビュー共有を仕組み化

すべてを一気にやるのではなく、一つずつ「お客様目線」で繋げていくことが成功のコツです。


【まとめ】

SNSは“宣伝の場”ではなく、“体験への入口”です。
選ばれる店舗になるには、「見て終わり」ではなく「試しに行きたくなる」導線作りが欠かせません。
あなたのお店も、SNSとリアルを“つなぐ”発想から始めてみませんか?